スーパーで食品を手に取ったとき、
裏面の 原材料表示 を見て、
こんなふうに感じたことはありませんか?
- 文字が多くてよく分からない
- カタカナばかりで読むのをやめてしまう
- 結局、雰囲気で選んでしまう
食品添加物や無添加が気になっても、
表示の見方が分からないと、正しく判断できません。
この記事では、
主婦・女性目線で
食品表示の基本と、迷わず選ぶためのポイントを
やさしく解説します。
結論|食品表示は「全部理解しなくていい」

最初に結論です。
食品表示は、
すべてを完璧に理解する必要はありません。
見るべきポイントを
いくつか知っておくだけで、
食品選びはずっと楽になります。
なぜ食品表示が重要なのか
食品表示には、
その食品の 中身の情報 が詰まっています。
- 何から作られているか
- どんな順番で使われているか
- どんな加工がされているか
パッケージの表面よりも、
裏面の表示の方が正直なのです。
原材料表示の基本ルール
まずは、
原材料表示の 基本ルール を知りましょう。
原材料は「多い順」に書かれている
原材料表示は、
使用量が多い順に記載されています。
つまり、
- 最初に書かれているもの
→ 一番多く使われている - 後ろに行くほど
→ 使用量が少ない
このルールを知るだけで、
食品の中身が見えてきます。
「/(スラッシュ)」の意味を知る

原材料表示でよく見る「/」 には意味があります。
表示例
原材料名:○○、△△/添加物名
この場合、
- 「/」より前
→ 食品の主な原材料 - 「/」より後
→ 食品添加物
という区切りです。
添加物の書き方には決まりがある
消費者庁の資料「食品添加物表示に関するマメ知識」
によると、添加物は原則として物質名で、
使われている重量の多い順に書かれます。
ただし、次の8つの用途で使う場合は、物質名に
加えて用途名も書くことになっています。
- 甘味料
- 着色料
- 保存料
- 増粘剤・安定剤・ゲル化剤・糊料
- 酸化防止剤
- 発色剤
- 漂白剤
- 防かび剤・防ばい剤
また、香料や乳化剤、調味料などは、
いくつもの物質をまとめた「一括名」で書くことが
認められています。
製品の中で効果を発揮しない添加物など、
表示しなくてよいものもあるため、
表示がない=まったく使われていない、とは
限りません。
👉
スラッシュ以降が長いほど、
添加物の種類が多い と考えられます。
無添加表示があっても確認したい点
「無添加」と書かれていても、
必ず原材料表示は確認しましょう。
よくあるケース
- 保存料無添加
→ 他の添加物は使用されている - 着色料無添加
→ 別の方法で色を調整している
「何が無添加なのか」
を確認することが大切です。
「無添加」の表示には国のガイドラインがある
消費者庁は2022年3月に
「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」
をまとめ、単なる「無添加」の表示など、
消費者の誤解につながるおそれのある表示を
10の類型に整理しました。
「何が使われていないのか」が
書かれていない「無添加」は、ほかの添加物が
使われている可能性もあります。
パッケージの表の言葉だけでなく、
裏の一括表示の添加物の欄を確かめることが大切です。
食品表示で迷いやすいポイント

① カタカナが多い=危険ではない
カタカナが多いと、
不安に感じる方も多いですが、
- すべてが悪いもの
- すぐに体に害がある
というわけではありません。
大切なのは、
頻度と量です。
② 原材料が多すぎる場合
原材料の数が多い食品は、
- 加工度が高い
- 味を調整する工程が多い
傾向があります。
できれば、
- 原材料がシンプル
- 家庭で使う材料に近い
ものを選ぶと安心です。
安心して選ぶための3つのチェックポイント
① 原材料の最初の3つを見る
- 主原料が何か
- 甘味料や油が多すぎないか
② スラッシュ以降の長さを見る
- 短い → 比較的シンプル
- 長い → 加工度が高い可能性
③ よく買う食品だけチェックする
すべてを確認する必要はありません。
- 調味料
- よく食べる加工食品
だけで十分です。
食品表示と上手に付き合うコツ

完璧を目指さない
- 分からない日は雰囲気でOK
- 忙しい日は無理しない
比較する習慣をつける
同じ食品でも、
メーカーによって表示は違います。
- 2〜3個見比べる
→ 違いが見えてくる
食品表示が分かったら、次は調味料から見直してみましょう
食品表示の見方が分かってくると、
「じゃあ、実際には何を選べばいいの?」
と感じる方も多いと思います。
すべての食品を一度に見直すのは大変ですが、
毎日使う調味料は、比較的取り入れやすい分野です。
原材料表示の考え方を踏まえて、
無理なく続けられる調味料の選び方については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 毎日使う調味料こそ見直したい
オーガニック・無添加調味料の選び方
まとめ|食品表示は「味方」にできる
食品表示は、
怖いものではありません。
- 見方を少し知る
- 比較する
- 無理なく続ける
それだけで、
食品選びの失敗は減っていきます。
このブログでは、
食品添加物・無添加・オーガニックについて、
現実的で続けやすい視点を
これからもお伝えしていきます。
食と体をテーマにした看護師の教材は、
コクアマーケットで紹介しています。

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