この記事では
パソコンやスマホの操作が苦手な方にも分かるように
予定管理の始め方を一つずつやさしくご紹介します。
なおこの記事の内容は執筆時点の情報です。
そもそも「予定管理をAIに手伝ってもらう」とは?
「予定管理をAIに手伝ってもらう」と聞くと
難しい機械操作を想像してしまうかもしれません。
けれども実際は、頭の中の予定を
誰かに話して整理してもらう感覚に近いものです。
たとえるなら
とても物覚えがよく丁寧な秘書が隣に
いるようなイメージです。
生成AI(=人が入力した言葉をもとに文章などを
作り出してくれる技術のことです)は
まるで人と話しているかのように返事を
してくれます。
ただし
ChatGPTが自動でスマホのカレンダーに予定を
書き込んでくれるわけではありません。
基本の使い方では
ChatGPTが整理してくれた予定を自分の手帳や
カレンダーに書き写す作業が必要です。
それでも
頭の中がごちゃごちゃしていた予定がすっきり一覧に
なるだけで気持ちがぐっと楽になります。
看護師として働く中でも
やることが重なって焦ってしまう場面を
たくさん見てきました。
哲平自身も
予定を声に出して誰かに聞いてもらうと頭が整理されると
感じることがよくあります。
予定管理が苦手だと感じるのは決して年齢のせいでも
能力のせいでもありません。
紙の手帳が悪いわけでもなく
ただ「一度話を聞いてくれる相手」がいないだけという
ことも多いのです。
ChatGPTは
24時間いつでも文句ひとつ言わずに
何度でも予定の相談に付き合ってくれます。
家族に何度も同じことを聞くのは気が引ける
という方にとっても気兼ねのない相談相手になります。
こうした「話せば整理される」という体験を
まずは気軽な話題から試してみることを
おすすめします。
なお生成AIにはChatGPTのほかにも
ClaudeやGeminiといった仲間がいます。
呼び方は違っても基本的な考え方はどれも似ていて
話しかければ言葉で答えてくれる点は共通しています。
この記事では
もっとも広く使われているChatGPTを例に
一つずつ丁寧に見ていきます。
最初は「本当にうまく使えるだろうか」と
不安に感じるのが当たり前です。
多くの方が同じところでつまずき
同じところで「意外と簡単だった」と感じています。
電話で誰かに用事を伝えるときのことを思い出しながら
同じ調子で話しかけてみてください。
きちんとした文章にする必要はなく
単語を並べただけの一言から始めても
ちゃんと受け止めてくれます。

ChatGPTに予定表を作ってもらう始め方
それでは
実際にChatGPTに予定を整理してもらう手順を
見ていきましょう。
まず
パソコンやスマホのブラウザで「ChatGPT」と
検索し公式サイトを開きます。
会員登録(アカウント作成)をすると
無料の範囲でも会話を保存しながら使うことができます。
画面の下のほうにある文字を入力する欄に
話しかけるように言葉を打ち込みます。
「今週の予定を整理したいので聞いてください」と
入力するだけで会話が始まります。
難しい言葉や決まった書き方を覚える必要はなく
普段の言葉のままで大丈夫です。
スマホのアプリ版もあり
外出先で予定を思い出したときにその場でメモ代わりに
話しかけることもできます。
もし文字を打つのが大変な場合は
マイクのマークを押して声で話しかける方法も
あります(音声入力)。
音声入力(=声で話した内容をそのまま文字に
してくれる機能です)を使うと
指が疲れにくく助かります。
操作に慣れるまでは
紙に書いてある予定を一つずつ読み上げるようにして
試すと失敗が少なくなります。
もっと基礎からじっくり学びたいという方には
シニア世代向けに書かれたChatGPTの入門書も
市販されています。
こうした本を手元に置いておくと
記事を読み返さなくても辞書のように
使えて便利です。
最初の一言はうまく話そうとしなくて構いません。
「予定がごちゃごちゃしている」という一言だけでも
ChatGPTのほうから質問を返してくれます。
「いつのご予定ですか」「何件くらいありますか」と
聞かれたらそれに一つずつ答えていくだけです。
会話のキャッチボールをしているうちに
自然と予定が整理されていくのが
この使い方の良いところです。
画面に文字が並ぶのが不安な方は
家族に最初の一回だけ
隣で一緒に操作してもらうのも良い方法です。
一度流れをつかんでしまえば二回目からは一人でも
驚くほどスムーズに使えるようになります。
入力した内容を送ると数秒ほどで
画面に返事の文章が表示されます。
表示された文章はゆっくり読み進めて構いませんし
読み終わるまで消えてしまうこともありません。
スマホでのメールやLINEのやり取りができる
方であれば操作そのものに難しさは
感じにくいはずです。
個人情報の入力については
あとの見出しでも触れますが
最初のうちは大まかな内容にとどめておくと
安心です。
会話の履歴は「新しい会話」のボタンを押すまで
続くので途中で話題を変えても前の内容を
覚えたままです。
反対にまったく違う相談をしたいときは
新しい会話を始めると頭の中がすっきり切り替わります。
一週間の予定表を作ってもらう実践例
ここからは
実際にどのような会話をすると良いか具体例を
見てみましょう。
たとえば「月曜は病院水曜は買い物
土曜は孫の誕生日会」とまとめて伝えてみます。
すると
ChatGPTは曜日ごとに整理した表のような形で
予定を書き出してくれます。
さらに「持ち物も教えて」と付け加えると
病院なら診察券や保険証
買い物ならメモなどの持ち物も提案してくれます。
「優先順位をつけて」とお願いすると
大事な用事から順番に並び替えてくれることも
あります。
一週間分の予定がまとまったら
それを紙の手帳やカレンダーに書き写していつでも
見返せるようにしておきましょう。
タブレットで会話をしながら予定表を
確認するときは、卓上のスタンドに立てておくと、
画面が見やすく、手も疲れにくくなります。
姿勢が安定すると文字の入力も声での会話も
落ち着いて行いやすくなります。
また、町内会の集まりや趣味のサークルなど
家族以外の予定もあわせて伝えておくと
うっかり忘れを防げます。
「来週時間が空いている日はいつ」と聞けば
新しい用事を入れられる日をChatGPTが
教えてくれます。
食事の準備で頭を悩ませている方なら
買い物リストと予定を一緒に整理してもらうのも
便利です。
「水曜に買い物
その前に冷蔵庫の中身を確認したい」と伝えると
順番まで提案してくれます。
薬を飲む時間や通院前の食事の注意なども
あわせてメモしておくよう頼むと安心です。
季節の行事たとえばお盆やお彼岸の準備なども
思いついたときに話しかけておくと忘れずに
済みます。
こうしたやり取りを重ねるうちに
ChatGPTが自分専用の「予定の相棒」のように
感じられてきます。
一週間分だけでなく
「今月の予定をまとめて」とお願いすれば
月単位の見通しも立てられます。
作ってもらった予定表は
そのまま画面のコピーを保存しておけば
あとで見返すのにも便利です。
紙に書き写す時間が取れないときは
家族にその画面を見せるだけでも十分に役立ちます。
趣味の集まりが複数ある方は
「サークルごとに色分けして」と伝えると
頭の中でも整理しやすくなります。
小さな工夫の積み重ねが予定を「管理される」
ものから「楽しみに変わる」ものへと
変えてくれます。

急な予定変更にもやさしく対応してもらう方法
予定というものは
決めたとおりに進まないことのほうが多いものです。
急に病院の時間が変更になったり
孫から遊びに来たいと連絡が来たりすることもあるで
しょう。
そんなときも「火曜の予定が木曜に変わったので
予定表を直して」と伝えるだけで大丈夫です。
ChatGPTは同じ会話の中であれば前に伝えた内容を
覚えていて予定表をすぐに作り直してくれます。
何度も直すことになってもChatGPTは
嫌な顔ひとつせず根気強く付き合ってくれます。
看護師として現場に立っていると
急な予定変更に戸惑う方の不安なお気持ちを何度も
見てきました。
予定が変わるたびに慌ててしまうのは
決して物覚えが悪いからではないと哲平は
考えています。
頼れる相手が一人増えるだけで
心の負担がずいぶん軽くなることを
ぜひ知っていただきたいです。
「明日何か予定があったか忘れてしまった」
というときも前の会話を見返せばすぐに思い出せます。
こうした小さな安心の積み重ねが
日々の暮らしを少しずつ穏やかにしてくれるはずです。
旅行や外泊など予定が大きく組み替わる場面でも
ChatGPTは同じように付き合ってくれます。
「二泊三日の予定を
一泊二日に短くしたい」と伝えるだけで
無理のない日程に組み直してくれます。
予定変更に強い相談相手がいるというだけで
新しいお誘いにも前向きに応じやすくなるものです。
変化を恐れずに済むようになることも
この使い方が持つ静かだけれど大きな効果だと
哲平は感じています。
予定の変更を家族に伝えたいときは
「この内容を短い連絡文にして」と頼むのも
良い方法です。
そのまま家族へのメッセージとして送れるような
簡潔な文章に整えてもらうことができます。
連絡の言葉選びに迷う場面が減るだけでも
日々の気疲れはずいぶん軽くなるものです。
使うときに気をつけたいこと
便利なChatGPTですが
使うときに気をつけたいこともいくつかあります。
まず住所や電話番号
通帳の暗証番号などとても大切な個人情報は
そのまま入力しないようにしましょう。
予定管理であれば「病院」「孫の誕生日会」と
いった大まかな内容だけで十分に役立ちます。
また
ChatGPTが作った予定表にまれに勘違いや間違いが
含まれることもあります。
最終的に「本当にこの日で合っているか」を確認するのは
いつも自分自身だということを忘れないでください。
便利な道具ほど使う側が主役であるという気持ちを
持つことが安心して長く付き合うコツです。
少しずつ慣れてきたら
予定管理だけでなく他の使い方にも
挑戦してみてください。
このブログ「はじめての大人のAI入門」では
今回のような日常の使い方をこれからも
一つずつご紹介していきます。
何より大切なのは便利な道具を使いこなすことよりも
自分らしいペースを保つことです。
うまく使えない日があっても
それは決して失敗ではなく
慣れていく途中の一歩にすぎません。
焦らずできたところから少しずつ
ご自身の暮らしに
合わせて取り入れていってください。
健康や体調に関わる込み入った相談は
ChatGPTの答えを参考にしつつも
必ず医師や薬剤師にも確認してください。
AIはあくまで頼れる相談相手であり
家族や友人との会話の代わりになるものでは
ありません。
画面の向こうの言葉と目の前の人との会話と
両方を大切にしながら付き合っていくのが
ちょうど良い距離感です。
なお、個人情報保護委員会は、生成AIに
入力した個人情報が、AIの学習に
使われる可能性があることなどを踏まえ、
入力する内容に十分気をつけるよう呼びかけています
(生成AIサービスの利用に関する注意喚起)。
名前や住所、電話番号、病名などは、
入力しない習慣をつけておくと安心です。
まとめ
今回は
ChatGPTに予定管理を手伝ってもらう方法を
一つずつご紹介してきました。
頭の中だけで抱えていた予定を誰かに
話して整理してもらうだけで気持ちがぐっと
軽くなります。
難しい操作は必要なく
いつもの言葉で話しかけるだけで十分に
始められます。
今日ご紹介した内容をヒントに
まずは一つの予定から気軽に
話しかけてみてください。
「はじめての大人のAI入門」は
これからも生成AIとの心地よい付き合い方を
お伝えしていきます。
もっと学びたい方に向けて、AI入門の教材を
コクアマーケットで紹介しています。

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