こんにちは、終活ガイド1級の渋谷です。
シニア世代にとって、信頼できる友だちの存在は、
家族以上に助けになることがあります。
特にひとり暮らしの方にとって
友だちの有無は生活の質を大きく左右します。
今日はその理由を見ていきましょう。
シニア世代は友だちができにくい

内閣府の「令和3年版高齢社会白書」によると、
家族以外に相談したり世話をし合ったりする親しい
友人が「いずれもいない」と
答えた60歳以上の人は、日本で31.3%でした。
アメリカ(14.2%)、ドイツ(13.5%)、
スウェーデン(9.9%)と比べても、
高い割合です。
若い頃のように気軽に出かけたり、関係を維持したり
する機会が、年齢とともに減っていくためです。
LGBTの方の場合、パートナーがいなければ独居生
活になりやすく、友だちの存在がより重要に
なります。
核家族化が進み、単身世帯が増え続けている今、
家族を頼れない人にとって友だちの存在は計り知れません。
定年退職を機に、それまでの職場の付き合いが途切れ
てしまうことも、友だちが減る大きなきっかけになります。
友だちがいることのメリット
友だちがいることの効果は、大きく3つあります。
1つ目は、不安や孤独が和らぐことです。
連絡すればいつでも助けを求められるという安心感が、
孤独感を解消してくれます。
2つ目は、外出や運動の機会が増えることです。
3つ目は、趣味や活動を通じて生きがいが生まれることです。
一方で、友だち作りに時間を使いすぎたり、
人付き合い自体がストレスになったりする人もいます。
1人の時間を好む方が、無理に友だちを作る必要はありません。
大切なのは、自分に合った距離感で人とつながっておくことです。
シニアが友だちを作る方法

友だちを作る方法として、インターネットやSNSで
同じ趣味の人と知り合う、シルバー人材センターなど
で仕事をする、地域のサークル活動に参加する、
ボランティア活動に参加する、といった選択肢があります。
どれか一つでも、自分に合った方法を試してみる
ことをおすすめします。
最初から深い付き合いを目指す必要はなく、
まずは顔見知りを増やすところから始めても十分です。
おひとり様にとっての「友だち」の役割
おひとり様の場合、友だちは単なる話し相手以上の役割を果たすことがあります。
体調の変化にいち早く気づいてもらえたり、
急な入院の際に連絡先として頼れたりすることもあります。
もちろん、友だちに正式な身元引受人や後見人としての
責任を負わせることは避けるべきですが、
日常的な見守りの一部を担ってもらえる関係は、
大きな安心材料になります。
その意味で、友だちづくりは終活の一部でもあると言えます。
那覇で人とのつながりを作る場所
那覇には、公民館や地域包括支援センターが主催する
サロン活動、趣味のサークルなど、人とつながれる場が
数多くあります。
外出のきっかけがつかめない方は、まず地域包括支援センター
に問い合わせて、近くで開催されている集まりを
教えてもらうのもよい方法です。
「誰に話せばいいのか分からない」というときは、
内閣府の「あなたはひとりじゃない」で、悩みに
合った相談窓口を探すこともできます。

友だち作りが苦手な方へ
中には、若い頃から人付き合いが得意ではなかった、
という方もいらっしゃると思います。
そうした方が無理に社交的になる必要はありません。
週に1回、決まった場所に顔を出すだけの「ゆるいつ
ながり」でも、いざというときの気づきにつながります。
たとえば、行きつけのお店の店員さんや、
通っている教室の仲間との会話も、
立派な社会とのつながりのひとつです。
「友だち」という形にこだわりすぎず、
人と接する機会そのものを増やしていく発想で十分です。
つながりを終活の一部として考える
友だち作りと聞くと、終活とは関係のない話に思えるかもしれません。
しかし、日常的に顔を合わせる人がいるということは、
体調の変化に気づいてもらえる可能性が高まるという
ことでもあります。
エンディングノートに、緊急連絡先として親しい友人
の名前を書いておくという方も増えています。
人とのつながりを保つことは、孤独感を和らげるだけでなく
実務的な備えとしても意味を持っているのです。
よくある質問
「友だちがいないことは、そんなに問題なのでしょうか」
という質問をいただくことがあります。
1人の時間を心地よく感じている方にとっては、
無理に友だちを作る必要はありません。
ただし、いざというときに連絡できる相手が1人もいない状態は
緊急時のリスクになる点は知っておいて
いただきたいと思います。
「今から友だちを作るのは遅いのでは」と感じる方もいますが
年齢に関係なく、新しいつながりはいつからでも作ることができます。
友だちの存在は、シニア世代の安心と生きがいに直結します。
家族に頼れない方ほど、自分に合った方法で人とのつながりを
持っておくことをおすすめします。
終活の準備に使えるエンディングノートなどの
教材は、コクアマーケットの終活カテゴリーで
紹介しています。

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