防災対策というと
何から手をつければいいのかわからなくなりませんか。
特に台風や地震が増える季節は
気になることが次々に出てきますよね。
台風や地震のニュースを見るたびに
不安になる方も多いと思います。
生成AIとは質問すると
人と話すように文章で答えてくれるソフトのことです。
この記事では
生成AIのChatGPTに話しかけながら
防災の備えを一緒に整理していく
やさしい使い方をご紹介します。
現役看護師でもある哲平が
難しい言葉を使わずに順番にご案内します。
なお災害時の最終的な判断は
必ず自治体や気象庁などの公式情報を優先してください。
防災対策が「難しそう」と感じてしまう理由
防災対策という言葉を聞くと
専門的な知識が必要なのでは
と身構えてしまう方が多いのではないでしょうか。
実際には
備えておきたいことは大きく3つに分けられます。
ひとつ目は台風や地震などの情報を正しく確認すること
二つ目は非常時に持ち出す物をそろえておくこと
三つ目は家族との連絡方法を決めておくことです。
一つずつ順番に整理していけば
思っているより難しくないと
感じていただけると思います。
ここで、生成AIについて簡単におさらいしておきます。
生成AIとはインターネット上の膨大な文章を
学習したコンピューターが質問に合わせて
新しい文章を作ってくれる仕組みのことです。
たとえるなら物知りな案内役に
気軽に相談しているようなイメージです。
ChatGPTはその生成AIの代表的なサービスで
スマホのアプリやブラウザから
無料でも使い始めることができます。
すでに
「ChatGPTってなに?」という基本を知りたい方は
当サイトの別記事でもやさしく解説していますので
よろしければそちらもあわせてご覧ください。
さて防災対策の話に戻りますと
多くの方が最初につまずくのは
「何から聞けばいいのかわからない」という点です。
ChatGPTは漠然とした質問にも
付き合ってくれる相手ですので
まずは「防災について何から始めたらいいですか」と
そのまま話しかけてみて構いません。
すると持ち出し用の荷物情報の確認方法
連絡手段といった項目ごとに
整理した答えを返してくれます。
ここで一つ
看護師としての経験からお伝えしたいことがあります。
病院でも
いざというときに頭が真っ白になってしまう方を
たくさん見てきましたが落ち着くための一番の方法は
漠然とした不安を
言葉にして一つずつ整理することでした。
ChatGPTに話しかけながら考えを整理する作業は
まさにその「言葉にして整理する」作業そのものだと
哲平は感じています。
特に今のような台風シーズンの終わりごろから
年明けの地震への備えを見直す時期にかけては
ニュースで防災の話題を目にする機会も増えます。
「備えなきゃ」と思っても
どこから手をつけるか決まらないまま
時間だけが過ぎてしまう
という経験がある方も多いはずです。
ChatGPTに話しかけるやり方のよいところは
質問の仕方が多少ざっくりしていても
こちらの状況に合わせて答えを調整してくれる点です。
検索エンジンのように
的確なキーワードを入力する必要はありません。
普段の会話のように「何から始めればいいですか」
「もう少し詳しく教えてください」と
やりとりを重ねていけば十分です。
質問を重ねるたびに
ChatGPTはそれまでの会話の内容を踏まえて
答えてくれますので
一度で完璧な質問をする必要はありません。
無料の範囲でも、こうした基本的な相談は十分に
行えます。
スマホの操作に慣れていない方でも
話しかけるだけで答えが返ってくるので
最初の一歩としてはとても始めやすい方法だと思います。
まずは身構えずに
スマホのChatGPTアプリを開いて
話しかけてみることから始めてみましょう。
次からは実際にどんな言葉で話しかければいいのか
具体的な例文とともにご紹介していきます。
ChatGPTに「非常持ち出し袋」の中身を一緒に考えてもらう
非常持ち出し袋は
避難するときに最初に手にする荷物です。
何を入れればいいか迷ったときも
ChatGPTに具体的な状況を伝えると答えや
すくなります。
例えば「70代の一人暮らしです。非常持ち出し袋に
入れるものを教えてください」というように年齢や
暮らし方を伝えてみましょう。
すると飲料水や保存食常備薬携帯電話の充電器
保険証のコピーといった項目を
理由つきで挙げてくれます。
ただし
ChatGPTはあなたの持病や普段の生活までは
知りません。
持病のお薬や眼鏡など自分の生活に欠かせない物は
提案されたリストに自分で書き加えることが大切です。
書き加えた内容をもう一度ChatGPTに伝えると
「ほかに足りないものはありますか」と
聞き直すこともできます。
何度でも聞き直せる
というのもChatGPTの心強いところです。
荷物をそろえるときは
すでに市販されている防災セットを土台にして
そこに自分用の物を加えていく方法もおすすめです。
持ち出し袋は年に1〜2回
賞味期限や電池の状態を確認しながら見直すと安心です。
見直すタイミングをChatGPTに
「半年に一度見直す日をカレンダーに入れたいので
文章を考えて」と頼むと
リマインド用の短い文章も作ってくれます。
非常持ち出し袋の基本は
避難してからだいたい1日から3日程度を
自分の力で過ごせる量を
そろえることだと言われています。
水の量であれば一人あたり1日3リットルを目安に
何日分用意するかをChatGPTに聞くと
具体的な本数まで計算して教えてくれます。
食品については普段から少し多めに買っておいて
使った分だけ買い足す
「ローリングストック」という考え方もあります。
ローリングストックとは
普段使う物を常に備蓄に回しながら
入れ替えていく方法のことです。
この方法なら特別な非常食を用意しなくても
無理なく備えを続けられます。
ChatGPTに「ローリングストックのやり方を
わかりやすく説明してください」と聞けば
今日から始めやすい具体的な手順を教えてもらえます。
持病のお薬についてはかかりつけの病院や薬局で
「お薬手帳のコピー」をもらっておくと
避難先で同じ薬をもらいやすくなります。
こうした細かい確認事項もChatGPTに
「持病があるときの非常持ち出し袋の注意点を
教えてください」と聞くと
一般的な注意点を一覧にしてもらえます。
ただし繰り返しになりますが
最終的に何を入れるかを決めるのは自分自身です。
ChatGPTの答えを「たたき台」として受け取り
自分の暮らしに合わせて調整していく
という感覚で使うとうまくいきます。
特に高齢のご家庭では
持ち出し袋の重さも大切な確認ポイントです。
ChatGPTに「高齢者でも持ちやすい
軽量な非常持ち出し袋の工夫を教えてください」と聞くと
荷物を減らす工夫も教えてもらえます。
こうして一度そろえた非常持ち出し袋は
玄関や寝室の近くなど
すぐに持ち出せる場所に置いておくことも
忘れずに行っておきましょう。
家族が複数人いる場合は
一人ずつ別の袋に分けておくと
避難するときに持ち出しやすくなります。

ハザードマップの確認方法をChatGPTに聞いてみる
台風や地震の備えを考えるとき
まず確認しておきたいのがハザードマップです。
ハザードマップとは台風や大雨
地震などが起きたときに
どのあたりが危険になりやすいかを
地域の地図に色分けして示したもののことです。
多くの市区町村が、ホームページで無料公開しています。
ただ「どこを見ればいいのかわからない」
「スマホでの探し方がわからない」という声も
よく聞きます。
そんなときも、ChatGPTに手順を
聞いてみましょう。
例えば「○○市のハザードマップを
スマホで見る手順を教えてください」と
お住まいの市区町村の名前を入れて
質問してみてください。
すると市区町村のホームページを検索する手順や
見るべきページの探し方を順番に教えてくれます。
スクリーンショットとは
画面をそのまま写した画像のことです。
画面の操作そのものがわからないときは
該当の画面のスクリーンショットを見せながら
「この画面のどこを押せばいいですか」と
聞く方法もあります。
ChatGPTは画像を見て
答えることもできるアプリが多いので
言葉で説明しにくいときほど
スクリーンショットを頼りにするのがおすすめです。
なお本記事で紹介している操作方法や画面の表示は
執筆時点の情報です。
アプリの更新によって
ボタンの位置や名称が変わることがありますので
実際の画面に従って進めてください。
ハザードマップを確認したら
自宅の位置が危険の大きいエリアに入っているかどうか
避難場所までの道のりも
あわせて確認しておくと安心です。
確認した内容は
ChatGPTに頼んでメモにまとめてもらうと
あとから家族と共有しやすくなります。
「ハザードマップ」と「避難場所」は
似ているようで少し違う言葉です。
避難場所とは災害が起きたときに
一時的に身の安全を確保するための場所のことで
公園や広場が指定されていることが多いです。
一方で避難所は家に住めなくなった場合などに
しばらく生活するための施設を指します。
この違いもChatGPTに
「避難場所と避難所の違いを教えてください」と聞けば
簡単な言葉で整理して教えてもらえます。
ハザードマップを確認するときは自宅だけでなく
よく行くスーパーや病院親戚の家の周辺も
あわせて見ておくと安心です。
外出先で災害にあう可能性も考えて
普段よく通る道のリスクも
一度確認しておくとよいでしょう。
ChatGPTに「自宅から最寄りの避難場所までの
一般的な確認方法を教えてください」と聞くと
地図の見方や確認のポイントを教えてくれます。
ただし
ChatGPTは現在地を把握しているわけではないので
実際の地図やハザードマップのアプリと
あわせて使うことが大切です。
スマホの地図アプリに
自治体の防災ポータルサイトをブックマークしておくと
災害時にもすぐ開けて便利です。
普段からお子さんやお孫さんと一緒に
ハザードマップを見ておくと
いざというときに助け合いやすくなります。
こうした準備は一度確認して終わりではなく
引っ越しや家族構成の変化があったときに
あらためて見直す習慣をつけておくと安心です。
家族との連絡方法をChatGPTと一緒に整理する
災害が起きたときに
家族や親戚とすぐ連絡が取れるかどうかは
大きな安心材料になります。
日本には災害時に使える
「災害用伝言ダイヤル171」という仕組みがあります。
ほかにも「災害用伝言板web171」という
文字で伝えられる仕組みもあります。
これは電話や回線が混み合っているときでも
自分の状況を短い音声やメッセージで伝えられる
公的なサービスです。
普段は使い慣れないサービスなので
いざというときのために
使い方をメモにしておくと安心です。
ChatGPTに「災害用伝言ダイヤル171の使い方を
家族に説明する短い文章を作ってください」と頼むと
やさしい説明文の下書きを作ってもらえます。
できた文章を家族のグループラインなどに貼っておけば
全員がいつでも見返せるようになります。
連絡方法を整理するときは
家族それぞれの電話番号や集合場所の候補も
あわせて書き出しておくとよいでしょう。
まず家族の間で「災害が起きたら
どこに集合するか」をあらかじめ決めておくと
連絡が取れない間も落ち着いて行動できます。
集合場所は自宅の近くと少し離れた場所の
2か所くらい決めておくと安心です。
遠くに住む家族がいる場合はその家族を中継役にして
安否確認をしてもらう方法も知られています。
これは被災地と被災地以外では
電話がつながりやすいことを利用した方法です。
ChatGPTに「家族の安否確認の方法を
一覧にしてまとめてください」と頼むと
こうした方法を含めて整理してもらえます。
整理してもらった内容は紙に印刷して
スマホの中だけでなく
目に見える場所にも貼っておくことをおすすめします。
停電になると、スマホの充電が
一番の心配ごとになります。
連絡を取り合うためにも
スマホを長く使えるようにしておく準備が欠かせません。
これは被災地では電話そのものが
使えなくなってしまうこともあるためです。
モバイルバッテリーを一つ用意しておくだけでも、
停電時の安心感はかなり違います。
選ぶときは容量の大きさだけでなく
ライト機能がついているかどうかも
確認しておくと役立ちます。
モバイルバッテリーを選ぶときは
普段から少し多めに充電しておき
半分くらい減ったら充電し直す
という習慣をつけておくと安心です。
停電時にも明かりが確保できるよう
ライト付きのモバイルバッテリーや
小型の電池式ランタンを備えておくと
さらに心強くなります。
こうした連絡方法や持ち物のメモは
一度作って終わりにせず
半年に一度くらい見直す習慣をつけると
内容が古くならずに済みます。
こうした連絡方法の確認はお盆や年末年始など
家族が集まるタイミングに話し合っておくと
自然に共有しやすくなります。
一度決めたことを
ChatGPTに頼んで短いメモにまとめてもらえば
家族のグループラインで共有するのも簡単です。
ご近所との関係も
災害時には大きな助けになりますので
普段からの挨拶も大切にしておきたいところです。

AIに相談するときに気をつけたいこと
ここまでご紹介してきたように
ChatGPTは防災の備えを整理する
頼もしい相談相手になります。
ただし、使ううえで気をつけておきたい点もあります。
まず
ChatGPTの答えが必ずしも正しいとは限らない
という点です。
特に避難指示や警報など命に関わる判断は
ChatGPTの答えだけで決めず自治体や気象庁
テレビやラジオなどの公式な発表を
必ず確認してください。
もう一つは
住所や資産の状況など個人を特定できる情報を
必要以上に入力しないことです。
ChatGPTに相談するときは
「70代の一人暮らし」というように
大まかな状況を伝える程度で十分です。
ChatGPTが時々事実とは異なる内容を
自信を持って答えてしまうことがある
という点にも注意が必要です。
気になる答えが返ってきたときは
「この情報の出典はありますか」と聞き直したり
自治体の公式サイトで確認し直す習慣をつけておくと
安心です。
一つの答えをそのまま信じ込まず
「本当にそうかな」と一度立ち止まって確認する姿勢が
生成AIを使うときには欠かせません。
個人情報については
口座番号や保険証番号などお金や身分に直結する情報は
絶対に入力しないようにしてください。
防災の相談であれば年齢や家族構成
住んでいる地域の市区町村名くらいの情報で
十分に役立つ答えが返ってきます。
ここで看護師としての哲平の考えも
お伝えしておきます。
長年
現場で色々な方の不安に向き合ってきて感じるのは
不安そのものをなくすことは難しくても
備えを一つずつ形にしていくことで
気持ちはずいぶん軽くなるということです。
看護師として現場に立っていると
「知らないことが一番不安を大きくする」のだと
何度も感じる場面がありました。
逆に少しずつでも知識や準備が増えていくと
同じ状況でも気持ちの落ち着き方が
まったく違ってきます。
ChatGPTはその「一つずつ形にする」作業を
隣で手伝ってくれる存在だと
捉えていただけたらうれしいです。
ChatGPTとの対話は知識を増やし
不安を一つずつ具体的な行動に変えていく
良いきっかけになってくれるはずです。
すべてを一度に完璧にそろえる必要はありません。
まずは非常持ち出し袋の中身を一つ見直すことからでも
十分な一歩になります。
こうした小さな積み重ねが
いざというときの安心につながっていきます。
難しく考えすぎずまずは気になっていることを一つ
ChatGPTに話しかけてみてください。
これからも『はじめての大人のAI入門』では
こうしたやさしい使い方を一つずつ
ご紹介していきますので
よろしければ他の記事もあわせてのぞいてみてください。
なお、個人情報保護委員会は、生成AIに
入力した個人情報が、AIの学習に
使われる可能性があることなどを踏まえ、
入力する内容に十分気をつけるよう呼びかけています
(生成AIサービスの利用に関する注意喚起)。
名前や住所、電話番号、病名などは、
入力しない習慣をつけておくと安心です。
首相官邸の「災害に対するご家庭での備え」では、
飲料水や食料などの備蓄について紹介されています。
AIの答えだけでなく、こうした公的な情報と
照らし合わせながら準備を進めましょう。
まとめ
防災の備えは「情報を確認する」
「持ち出す物をそろえる」
「連絡方法を決める」の3つに分けると
やることがはっきりします。
難しそうに感じる作業も
ChatGPTに話しかけながら進めれば
一つずつ整理しやすくなります。
ハザードマップの確認や持ち出し袋の見直しなど
今日できる小さな一歩から始めてみてください。
ただし命に関わる最終判断は
必ず公式情報を優先してくださいね。
一歩ずつ備えておけば
台風や地震のニュースを見たときの不安も
きっと和らいでいくはずです。
もっと学びたい方に向けて、AI入門の教材を
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